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臨床報告
巨大臀部腫瘤を呈した神経線維腫症(Giant Pachydermatocele)の1例
著者: 内藤明広1 佐々木信義1 原普二夫1 大和俊信1 江口武史1 正岡昭1
所属機関: 1名古屋市立大学医学部第2外科
ページ範囲:P.377 - P.380
文献購入ページに移動von Recklinghausen病1)(以下R病)における神経線維腫の中には表皮直下よりび漫性に増殖し,時には筋層まで浸潤して巨大な腫瘤を形成するpachyder-matocele2)(以下本症)と呼ばれるものがある.われわれは13歳時腫瘍内出血のため緊急手術を行い,以後およそ3年毎に腫瘍部分切除術を行っている20歳男性の症例を経験したので,本症の外科的治療の問題点を中心に考察を加え報告する.
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