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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻3号

1990年03月発行

文献概要

臨床報告

腸回転異常症により中腸軸捻を合併した1例

著者: 佐藤公望1 田中述彦1 鈴木良人1 村田厚2 田中昭平2

所属機関: 1横須賀市立市民病院外科 2横須賀市立市民病院消化器科

ページ範囲:P.381 - P.383

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はじめに
 腸回転異常症は,胎児期の腸管回転過程の異常により起こる先天異常であり,その回転の停止した段階により分類されている.一般に新生児乳児期に多くみられ,年長児や成人発症例は比較的稀である.今回われわれは,16歳男性の中腸軸捻を合併した腸回転異常症を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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