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臨床報告
腸回転異常症により中腸軸捻を合併した1例
著者: 佐藤公望1 田中述彦1 鈴木良人1 村田厚2 田中昭平2
所属機関: 1横須賀市立市民病院外科 2横須賀市立市民病院消化器科
ページ範囲:P.381 - P.383
文献購入ページに移動腸回転異常症は,胎児期の腸管回転過程の異常により起こる先天異常であり,その回転の停止した段階により分類されている.一般に新生児乳児期に多くみられ,年長児や成人発症例は比較的稀である.今回われわれは,16歳男性の中腸軸捻を合併した腸回転異常症を経験したので報告する.
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