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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻4号

1990年04月発行

文献概要

特集 今日のストーマ

一時的ストーマ造設と閉鎖

著者: 寺本龍生1 小平進1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.423 - P.428

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 一時的ストーマにはループ式,分離式,Hartmann法などがあり,とくにループ式が日常多く行われている.一時的ストーマは大腸イレウス,穿孔などの減圧のため緊急に造設されたり,炎症,出血,縫合不全などで病変部を空置し,病変部の安静,治癒を促すために準緊急的に造設されるものである.
 したがって,患者の全身状態が不良な場合に造設されることが多いため,造設手技が平易かつ安全であり,術後の管理が容易であることに加えて,目的を達したら比較的容易に閉鎖することのできる術式を選択すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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