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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻4号

1990年04月発行

文献概要

特集 今日のストーマ

ストーマとコンチネンス

著者: 磯本浩晴1 白水和雄1 緒方裕1 荒木靖三1 林譲司1 山下裕一1 掛川暉夫1

所属機関: 1久留米大学医学部第1外科

ページ範囲:P.435 - P.441

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 かつて消化器ストーマを造設した場合には,腸内容を保持する能力がなく,余儀なく内容物の体外収納という形を取らざるを得なかった.それ故に近年ストーマに関する装具の進歩,向上がもたらされたものと思う.ところがquality of lifeの面からみると,コンチネンスを具備した術式あるいは装具が望ましいわけである.今回はこれらストーマに対するコンチネンスの歴史的背景をみながら,臨床的のみならず,実験的ではあるが,コンチネンスを考慮した術式について概観した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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