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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻4号

1990年04月発行

臨床報告

外傷性食道破裂の1治験例

著者: 大槻鉄郎1 福谷明直1 柴田純祐1 小玉正智1 青木裕彦2 水野光邦2

所属機関: 1滋賀医科大学第1外科 2草津中央病院外科

ページ範囲:P.509 - P.512

文献概要

はじめに
 食道損傷の中でも外傷性食道破裂は稀な外傷であり,異物誤飲や内視鏡検査による医原性損傷を除くと本邦においては調べ得た限りでは13例が報告されているに過ぎない.われわれは,自動二輪車での交通事故による外傷性食道破裂症例に胸部食道切除術を施行し,術後約1ヵ月後に心タンポナーデを併発したが無事救命し得た症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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