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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻4号

1990年04月発行

文献概要

臨床報告

左梨状窩瘻が感染経路と考えられる急性化膿性甲状腺炎の1例

著者: 浜田邦美1 長野貴1 林郁郎2

所属機関: 1徳島県立中央病院外科 2徳島県立中央病院内科

ページ範囲:P.513 - P.516

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はじめに
 急性化膿性甲状腺炎は比較的稀な疾患で,その原因には不明な点が多かったが,最近これらの症例が先天性梨状窩瘻を感染経路とすることが明らかにされ,新しい疾患概念として注目されている.
 今回われわれは,左梨状窩瘻を感染経路として急性化膿性甲状腺炎を発症し,瘻管を摘除することにより良好な経過をもたらした1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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