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臨床報告
膵腫瘍と鑑別困難であった腎癌術後18年の後腹膜転移の1例
著者: 佐野正幸1 堀見忠司1 武田功1 今井鋼4 森田荘二郎2 横田哲夫3 近藤慶二1
所属機関: 1高知県立中央病院外科 2高知県立中央病院放射線科 3高知県立中央病院消化器科 4高知生協病院外科
ページ範囲:P.517 - P.520
文献購入ページに移動腎癌摘出術後の10年生存率は18〜23%と報告されているが1,2),中には10年以上の長期間を経て再発する症例も認められる3).最近われわれは膵腫瘍と鑑別困難であった腎癌摘出術18年後の後腹膜転移と思われる症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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