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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻7号

1990年07月発行

文献概要

特集 外科医のための整形外科

前腕骨骨折

著者: 平山隆三1

所属機関: 1旭川医科大学整形外科

ページ範囲:P.817 - P.824

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 肘関節,前腕部は上腕と手との間の機能的連結を行い,正確敏速な動きと繊細な感覚を有する手を,肩の運動を介して空間中に保持する役目をしている.前腕部の骨折の治療に際しては,前腕部の回旋の保持と肘関節,手関節の可動域の獲得が重要である.前腕骨骨折は日常しばしば遭遇する骨折であるが,その解剖学的特殊性を理解して正確な診断,適切な治療と早期の機能訓練を行わないと日常生活動作に著明な機能障害を残す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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