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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻7号

1990年07月発行

文献概要

臨床報告

ネフローゼ症候群を合併した第3群リンパ節転移陽性の多発早期胃癌の1例

著者: 山根祥晃1 菅沢章1 万木英一1 阿部重郎1 大東恭子2 松井克明3

所属機関: 1済生会江津総合病院外科 2済生会江津総合病院内科 3鳥取大学医学部臨床検査医学病理学

ページ範囲:P.915 - P.919

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はじめに
 ネフローゼ症候群が発症してくる程の大量の蛋白尿の病態の裏には,しばしば悪性腫瘍が潜んでいることがある.そのうち,ネフローゼ症候群を合併した胃悪性腫瘍の本邦報告例は1969年から1988年までの20年間に24例であった.今回,われわれはネフローゼ症候群の経過中に発見された,第3群リンパ節転移陽性の多発早期胃癌の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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