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臨床報告
術前局在診断にbolus computed tomographyが有効であったインスリノーマの1例
著者: 近藤秀則1 河田憲幸1 近藤正美1 柏野博正2 三村久2 折田薫三2
所属機関: 1近藤病院外科 2岡山大学医学部第1外科
ページ範囲:P.921 - P.924
文献購入ページに移動インスリノーマは膵Langerhans島B細胞原性のインスリン自律分泌を来す膵内分泌腫瘍である.本腫瘍は小さいものが多く,外科手術においては確実な局在診断が重要である1).最近,われわれはインスリノーマの1例を経験し,その術前局在診断にbolus computed tomography(以下,bolus CT)が有効であったので報告する.
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