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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻8号

1990年08月発行

文献概要

カラーグラフ Practice of Endoscopy 胃・十二指腸内視鏡シリーズ・Ⅴ

高周波止血法—水滴式高周波止血法とBipolar高周波法による改良

著者: 磯野透1 平塚秀雄1

所属機関: 1平塚胃腸病院

ページ範囲:P.941 - P.943

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はじめに
 1971年,平塚が「内視鏡的高周波焼灼止血法」を開発して以来,胃十二指腸出血に対して種々の内視鏡的止血法を試み,成果をあげている.今日までに内視鏡的止血を要した胃十二指腸出血の症例は149例である.疾患別にみると,胃潰瘍110例,十二指腸潰瘍24例,胃生検およびポリペクトミー後出血9例などとなっている.約70%に露出血管を認めている.内視鏡的止血の方法は高周波,レーザー,HSE局注,マイクロ波などを漸時取り入れ,症例により使い分けている.止血率(初回止血で止血完了したもの)は90%以上に達している.ここでは,われわれが行っている内視鏡的止血法のうち高周波止血法について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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