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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻8号

1990年08月発行

外科医の工夫

早期大腸癌の術中部位診断に関する経内視鏡的clippingの有用性について

著者: 古川敬芳1 原壮1 谷口徹志1 高橋敏信1 所義治1

所属機関: 1清水厚生病院外科

ページ範囲:P.1035 - P.1036

文献概要

はじめに
 各種診断法の進歩により早期大腸癌の症例が増加しており,その治療法に関しては,適応を選べば内視鏡的ポリペクトミーまたは局所切除にて良好な成績であることが報告されている1〜8).一方,手術的にポリペクトミーを行う場合,あるいは内視鏡的ポリペクトミー後に再切除を行う場合,その部位の同定にしばしば難渋する1,2)
 われわれは,最近開発された内視鏡クリップを用い術前マーキングを行うことにより,大腸ポリープの局所切除およびポリペクトミー後の追加切除の際の位置の確認に有用であったので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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