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文献詳細

雑誌文献

臨床外科45巻9号

1990年09月発行

特集 消化管吻合法—私の方法とコツ

結腸直腸吻合(手縫い吻合)

著者: 小平進1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.1095 - P.1099

文献概要

 大腸外科においてはS状結腸切除術,括約筋温存直腸切除術の施行される頻度は多くなってきており,その際に行われる結腸直腸吻合は基本的技術として重要な位置を占めるようになってきた.
 近年,この吻合も器械吻合により行われる機会が多くなっているが,手縫い吻合の技術は習得しておかねばならない.本稿ではわれわれが安全性・確実性をモットーとして常用しているGambeel層縫合による手縫いの結腸直腸吻合について,具体的な手術操作を解説し,この手術に関連するいくつかの基本的注意事項,ならびに出血,狭窄,縫合不全などの術後合併症について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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