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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻1号

1991年01月発行

文献概要

特集 Day Surgeryはどこまで可能か

Day Surgeryの現状と問題点

著者: 牧野永城1

所属機関: 1聖路加国際病院

ページ範囲:P.17 - P.21

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 過去1O年位の間にアメリカでは「日帰り手術」が盛んになり,従来入院の下に行われていた手術でもできるかぎり外来手術に切り替えるようになった.その背景には,アメリカの総医療費の激しい高騰に対する,老人医療費支払い制度の抜本的改革がある.このように外来手術の適応を拡大するとき,どのようにして患者の選択を行っているのか,麻酔はどのように取扱っているのかについて述べ,また,このような外来手術への切り替えに果たして意味があるのか,切り替える場合どこまでそれが可能なのか,それから,この切り替えによって,医療の質の低下を来していることはないかについて総論的に解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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