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特集 Day Surgeryはどこまで可能か
下部消化管におけるDay Surgery
著者: 高野正博1
所属機関: 1大腸肛門病センター高野病院
ページ範囲:P.43 - P.49
文献購入ページに移動 肛門疾患におけるday surgeryは,洋の東西を問わず古代より行われてきた,わが国でも東洋(中国)から渡来したと思われる外来処置法によって治療が行われていた.近代に至っては,欧米より導入された入院・根治術の方が優勢になってきているが,中国伝来の外来処置法,西洋のoffice procedure,入院・手術の形で行われている根治術の3つを,各疾患の病状と程度に応じて応用すれば,外来処置で十分満足すべき治療効果が得られるものと思われる.ここでは,下部消化管のday surgeryを特に肛門疾患に限定して,その総論,各論および将来の展望について述べる.
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