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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻1号

1991年01月発行

文献概要

特集 Day Surgeryはどこまで可能か

下部消化管におけるDay Surgery

著者: 高野正博1

所属機関: 1大腸肛門病センター高野病院

ページ範囲:P.43 - P.49

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 肛門疾患におけるday surgeryは,洋の東西を問わず古代より行われてきた,わが国でも東洋(中国)から渡来したと思われる外来処置法によって治療が行われていた.近代に至っては,欧米より導入された入院・根治術の方が優勢になってきているが,中国伝来の外来処置法,西洋のoffice procedure,入院・手術の形で行われている根治術の3つを,各疾患の病状と程度に応じて応用すれば,外来処置で十分満足すべき治療効果が得られるものと思われる.ここでは,下部消化管のday surgeryを特に肛門疾患に限定して,その総論,各論および将来の展望について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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