文献詳細
外科系当直医のためのDos & Don'ts・1【新連載】
文献概要
救急の小外傷の中で,最も頻度の多いのが,手指末端の外傷である.その多くは,消毒・デブリードマン・縫合などの基本的外傷処置で済む.しかし,創傷治癒後の手指の機能を少しでも良くしようと配慮した場合,整形外科,“手の外科”の基礎知識を考慮した処置が必要である.特に,一般病院での当直の際に,その場で判断すべきケースを中心に,整形外科との境界領域における初期治療について述べる.
掲載誌情報