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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻10号

1991年10月発行

文献概要

臨床研究

腎性上皮小体機能亢進症—術後再発例の検討

著者: 神保雅幸1 佐藤孝臣 三浦一章 前山俊秀 天田憲利 岡崎肇

所属機関: 1仙台社会保険病院外科

ページ範囲:P.1265 - P.1271

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はじめに
 近年,種々の患者管理の進歩により慢性腎不全患者の長期生存が可能となっている.これらの患者の避けがたい合併症の1つに腎性上皮小体機能亢進症(sec-ondary hyperparathyroidism;II゜HPTと略す)がある.本症の治療の原則は内科的保存的治療であるが,高度の場合には,患者のquality of lifeの障害ともなるため外科的治療が必要であり,その適応症例も増加している.しかし,本症における外科的治療が根本的治療でないゆえに,術後再発が1つの問題となる.1施設における手術症例に,術後再発の面より検討を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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