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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻11号

1991年10月発行

特集 術前・術後管理 '91

B.ハイリスク患者の手術

精神障害患者

著者: 山城守也1

所属機関: 1東京都老人医療センター

ページ範囲:P.40 - P.41

文献概要

 ■問題点の解説■
 手術にあたって問題となる精神障害には,発生時点で分けると,術前からすでに存在する精神分裂病,うつ病,痴呆,精神薄弱などの精神障害と,術中・術後に発生する脳卒中や代謝性障害,あるいは心因反応が関連した急性の精神障害とに分けられる.もちろん,術前からの精神障害の増悪や薬剤性のものも稀ではない.手術にあたっては,これらのすべての時期にわたって適正な評価と処置が求められる(表1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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