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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻11号

1991年10月発行

特集 術前・術後管理 '91

C.特殊病態患者の術前準備

癒着性イレウス患者の術前準備

著者: 花上仁1 菅野公司1 田島知郎2 三富利夫2

所属機関: 1東海大学医学部付属大磯病院外科 2東海大学医学部外科II

ページ範囲:P.62 - P.63

文献概要

 ■問題点の解説■
 癒着イレウスとは,既往の開腹術による癒着が原因で腸管内容の肛門側への輸送が障害されることによって生ずる病態をいい,単純性と絞扼性とに分類される.単純性イレウスは内容の貯留によって拡張した口側腸管と虚脱した肛側腸管とに起因し(図1),絞扼性イレウスではさらに血行障害を伴った絞扼腸管による影響が加わる(図2).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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