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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻11号

1991年10月発行

特集 術前・術後管理 '91

C.特殊病態患者の術前準備

大腸癌イレウス患者の術前準備

著者: 杉原健一1

所属機関: 1国立がんセンター外科

ページ範囲:P.64 - P.65

文献概要

 ■疾患の概念■
 大腸癌による狭窄は徐々に進行するため,どの時点で大腸癌イレウスと診断するのかを厳密に決定することは困難である.今のところ統一した定義は確立していないが,英国の主要病院が参加したLarge Bowel Cancer Project(LBCP)では,“大腸閉塞の定義”を「便秘や腹痛,嘔吐などの症状を伴い腹部膨満を示し,X線写真にて腸管がガスで拡張し,開腹所見では口側腸管の拡張と浮腫を伴う状態」としている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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