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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻11号

1991年10月発行

特集 術前・術後管理 '91

D.特殊病態患者の周術期管理

AIDS患者の周術期管理

著者: 松木一雅1

所属機関: 1Stanford大学輸血部

ページ範囲:P.76 - P.77

文献概要

 ■問題点の解説■
 AIDS(後天的免疫不全症候群,acquired im-munodeficiency syndrome)はhuman immuno-decficiency virus(HIV)ウイルスの感染により後天的に細胞性免疫低下を来す病態である.現時点で完全な治療法がないため,感染の予防と蔓延の防止が医学・疫学上,重要な課題である.
 最近では,米国フロリダ州でAIDSで死亡した歯科医師の患者で同一日に外来を受診した3名が,いずれも歯科医師と酷似したタイプのHIVウイルスに感染していたことが判明しており,感染ルートをめぐって論議がかわされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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