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特集 術前・術後管理 '91 G.術式別の術後管理
腹腔鏡下胆嚢摘出術
著者: 下村一之1
所属機関: 1東京大学医学部第2外科
ページ範囲:P.158 - P.160
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腹腔鏡下胆嚢摘出術はトラカール挿入部数ヵ所のみの小切開で行われるために,腹壁への侵襲が少なく,術後の回復が早い.そのため,患者や,時には担当医までがこの術式の術後管理を軽くみる傾向が生じ得る.しかし,この術式の腹腔内操作手順はほとんどが従来の胆摘術と同一であるため,この術式の術後管理にあたっては,基本的に従来の胆摘術に対する場合と同様の心構えが必要と考えられる.
腹腔鏡下胆嚢摘出術はトラカール挿入部数ヵ所のみの小切開で行われるために,腹壁への侵襲が少なく,術後の回復が早い.そのため,患者や,時には担当医までがこの術式の術後管理を軽くみる傾向が生じ得る.しかし,この術式の腹腔内操作手順はほとんどが従来の胆摘術と同一であるため,この術式の術後管理にあたっては,基本的に従来の胆摘術に対する場合と同様の心構えが必要と考えられる.
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