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文献概要
特集 術前・術後管理 '91 H.術後合併症の対策 d.開腹術後の合併症
開腹術後の吃逆
著者: 望月英隆1 玉熊正悦1
所属機関: 1防衛医科大学校第1外科
ページ範囲:P.226 - P.228
文献購入ページに移動 ■臨床的意義■
吃逆とは横隔膜の不随意な間代性痙攣で,最初に呼吸運動が起こり,その途中で急に声門が閉じる病的な呼吸反射であって,通常異様な音の発生を伴う.横隔膜の間代性痙攣は一側性のみならず両側性のこともある.
吃逆自体は危険なものではないが,これが長期にわたると経口摂取はもとより呼吸・睡眠が妨げられるのみならず,エネルギー消費量が増加し,精神的ストレスが募って疲労困憊する.
吃逆とは横隔膜の不随意な間代性痙攣で,最初に呼吸運動が起こり,その途中で急に声門が閉じる病的な呼吸反射であって,通常異様な音の発生を伴う.横隔膜の間代性痙攣は一側性のみならず両側性のこともある.
吃逆自体は危険なものではないが,これが長期にわたると経口摂取はもとより呼吸・睡眠が妨げられるのみならず,エネルギー消費量が増加し,精神的ストレスが募って疲労困憊する.
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