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文献概要
特集 術前・術後管理 '91 H.術後合併症の対策 d.開腹術後の合併症
腹腔内遺残膿瘍
著者: 加賀美尚1
所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター救命救急センター
ページ範囲:P.254 - P.254
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術後の合併症としての腹腔内膿瘍については,別項の横隔膜下膿瘍とダグラス窩膿瘍も広い意味では遺残膿瘍に入る.しかし,頻度と解剖学的な特徴から,診断と処置に一定の概念,方法がほぼ確立されているので,便宜上独立して扱われることが多い.この項では横隔膜下膿瘍とダグラス窩膿瘍以外の膿瘍について総括的に述べる.
原因については,「横隔膜下膿瘍」と「ダグラス窩膿瘍」の項を参照されたい.
術後の合併症としての腹腔内膿瘍については,別項の横隔膜下膿瘍とダグラス窩膿瘍も広い意味では遺残膿瘍に入る.しかし,頻度と解剖学的な特徴から,診断と処置に一定の概念,方法がほぼ確立されているので,便宜上独立して扱われることが多い.この項では横隔膜下膿瘍とダグラス窩膿瘍以外の膿瘍について総括的に述べる.
原因については,「横隔膜下膿瘍」と「ダグラス窩膿瘍」の項を参照されたい.
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