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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻12号

1991年11月発行

臨床研究

腹部血管造影による胃癌腹膜転移の診断

著者: 塩飽保博1 沢井清司1 大同毅1 伊藤彰芳1 谷口弘毅1 高橋俊雄1

所属機関: 1京都府立医科大学第1外科

ページ範囲:P.1411 - P.1415

文献概要

 はじめに
 胃癌の外科手術を行う際,腹膜転移により切除不能となることは稀ではない.しかし,このような症例に対しては,適切な術前診断により無駄な開腹を避けることも患者のquality of lifeを含めた予後向上のために重要である.しかし,胃癌の進行度を規定する諸因子のうち腹膜転移の診断は必ずしも容易でない.
 今回著者らは,腹部血管造影の胃癌腹膜転移所見および診断能に関する検討を行い,computed tomogra-phy(以下CT)・超音波断層法(ultrasonic tomogra-phy,以下US)との対比を行ったので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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