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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻2号

1991年02月発行

文献概要

カラーグラフ Practice of Endoscopy 胃・十二指腸内視鏡シリーズ・ⅩⅠ

粘膜下腫瘍摘出術—高出力レーザー法

著者: 比企能樹1 嶋尾仁1 三重野寛喜1

所属機関: 1北里大学東病院消化器疾患治療センター外科

ページ範囲:P.145 - P.147

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はじめに
 「粘膜下腫瘍で小さいものは,内視鏡的に治療できるのではないか」といったテーマが問題にされたのは,東北大学内科の内視鏡グループが,粘膜下にエタノールを注入することにより,数日後に粘膜が壊死に陥り,自然に粘膜下腫瘍が核出され,脱落することを発見したことに始まる。エタノール局注法で,消化管出血の止血法のoriginとなった仕事が,確か,粘膜下腫瘍の診断と治療法の研究であったと記憶する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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