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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻2号

1991年02月発行

文献概要

臨床報告

乳房外Paget病に対する骨盤内臓器全摘術の経験

著者: 遠藤隆志1 中山凱夫1 近森文夫2 青柳啓之2 岡村隆夫2

所属機関: 1筑波大学臨床医学系形成外科 2筑波学園病院外科

ページ範囲:P.255 - P.257

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はじめに
 乳房外Paget病は皮膚科・形成外科領域ではときに遭遇する疾患であるが,微小浸潤癌の範疇に入るものであり,比較的予後良好な疾患である.
 今回われわれは,陰部に発生した乳房外Paget病で,膀胱,腟,直腸まで広範囲に腫瘍が浸潤していたため,微小浸潤癌にもかかわらず骨盤内臓器全摘術を施行せざるを得なかった1例を経験したのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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