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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻4号

1991年04月発行

カラーグラフ practice of Endoscopy

胃・十二指腸内視鏡シリーズ・ⅩⅢ

ポリペクトミーおよび内視鏡的粘膜切除法—適応と安全に行う手技

著者: 三隅厚信1 平田稔彦1 水本誠一1

所属機関: 1熊本大学医学部第2外科

ページ範囲:P.405 - P.408

文献概要

はじめに
 内視鏡的ポリペクトミーは,病変の完全生検および完全切除が可能であり,診断のみならず治療の面でも欠くことのできない手技となっている.従来,内視鏡的ポリペクトミーは良性の隆起性病変,いわゆるポリープに対して行われていたが,悪性病変に対しても適用され,有茎性または亜有茎性のポリポイド癌1)のほかに外科的切除不能例に対する姑息的治療としても行われ,現在ではリンパ節転移のないm癌に対して根治的目的で施行されるようになった.最近では,陥凹性病変に対しても切除可能な内視鏡的粘膜切除法2〜5)も開発されている.
 本稿では,内視鏡的粘膜切除法を含め,適応および安全に行う手技について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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