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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻6号

1991年06月発行

前立ちからみた消化器外科手術・2

胃癌根治術における前立ちの基本操作

著者: 早川直和12 二村雄次1

所属機関: 1名古屋大学医学部第1外科 2国家公務員等共済組合連合会東海病院外科

ページ範囲:P.729 - P.738

文献概要

1 大網の切離
 a.大網の左端の遊離
大網の切離のうちで難しい部位はその左端である.
 ①この場合,脾結腸曲を後腹膜より大網とと  もに少し授動して,大網の左端を結腸およ  び後腹膜から切離しておくと後の操作が容  易である.
 ②このときの第一助手(前立ち)は,下行結  腸にタオルをおいて左手で下行結腸を右  方,尾側へ牽引して,後腹膜と下行結腸付  着部に緊張をかける.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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