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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻6号

1991年06月発行

文献概要

臨床報告

術前に診断し得た閉鎖孔ヘルニアの1例

著者: 森本重利1 吉田明義2 仁木孝明2 高木雅代1 露口勝1 惣中康秀1

所属機関: 1徳島市民病院外科 2徳島市民病院放射線科

ページ範囲:P.763 - P.766

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はじめに
 閉鎖孔ヘルニアは比較的稀な疾患で,高齢のやせた女性に好発する.本疾患は術前診断が困難で治療が遅れやすいため,臨床上注意を要する疾患の1つである.高齢化が進みその発生率に増加傾向がみられる現在,本疾患を念頭において診断にあたることが重要である.最近われわれは,長期にわたるイレウス症状を呈していた症例に,小腸X線造影によって術前診断し得た症例を経験したので報告する,

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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