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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻7号

1991年07月発行

臨床報告

Celestin dilatorの使用が有効であった食道癌術後頸部吻合部狭窄の3例

著者: 岩瀬和裕1 竹中博昭1 矢倉明彦1 西村好晴1 吉留克英1 大嶋仙哉1

所属機関: 1社会保険紀南総合病院外科

ページ範囲:P.883 - P.885

文献概要

はじめに
 食道癌に対する食道亜全摘術後の頸部食道消化管吻合部狭窄への非観血的拡張術は,バルーン拡張術かブジー拡張術かに大別される1).これまで当科では,バルーン拡張術の安全性を重視して,原則としてバルーン拡張術のみで対処してきた.しかし,バルーン拡張術単独では拡張力が弱く,頻回かつ長期間にわたる反復施行によっても十分な吻合部内径が得られない症例も認められた.最近,かかる症例3例に対してCelestindilator2)を併用し,良好な成績を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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