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文献詳細

雑誌文献

臨床外科46巻8号

1991年08月発行

臨床報告

食道悪性黒色腫の1例と本邦報告例の予後に関する考察

著者: 田中正喜1 篠藤満亮1 山本弘幸1 日野直樹1 門田康正2

所属機関: 1高知市立市民病院外科 2徳島大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1017 - P.1022

文献概要

はじめに
 食道原発の悪性黒色腫は比較的稀な疾患とされているが,本邦においては最近,その報告例も徐々に増え,自験例も含め76症例が報告されている.しかし,食道悪性黒色腫の予後は他の悪性腫瘍と比較して著しく悪く,現在のところ有効な治療法も確立されるに至っていない.
 最近,われわれは食道原発の悪性黒色腫の1例を経験したので報告するとともに,本邦報告例の予後に関して考察を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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