icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻1号

1992年01月発行

特集 外科における超音波検査—新しい展開

超音波カラードプラ断層法—大血管領域

著者: 安達秀雄1

所属機関: 1自治医科大学附属大宮医療センター心臓血管外科

ページ範囲:P.55 - P.63

文献概要

 カラードプラ断層法の開発と経食道エコー法(TEE)の導入により,心臓血管外科の診断方法は大きく変化しつつある,従来は侵襲的な血管造影法が信頼できる重要な術前検査と考えられていたが,超音波検査法の進歩により,血管造影検査を必要とせずに手術を実施することも可能となった.カラードプラ法は心臓血管疾患に関する多くの新しい知見を与え,有力な診断方法となった.本稿ではカラードプラ法の導入のあゆみについて簡単に触れ,ついで大血管領域におけるカラードプラ法の有用性について自験例を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら