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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻10号

1992年10月発行

文献概要

カラーグラフ シリーズ・新しい内視鏡治療・2

腹腔鏡下胆嚢摘出術(標準術式)

著者: 大上正裕1 北島政樹1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.1263 - P.1269

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 はじめに
 近年,腹腔鏡下手術は,欧米においてまさに爆発的な勢いで発達しており,外科領域,胸部外科領域,婦人科領域,泌尿器科領域において,次々に新しい試みがなされている1).その中でも,胆石症,胆嚢ポリープに対する腹腔鏡下胆嚢摘出術は,欧米では既に第一選択の手術になりつつある.
 本邦においても,腹腔鏡下胆嚢摘出術は,1990年5月に山川ら2)により初めて施行されて以来,胆石症,胆嚢ポリープの治療法として急速に普及しつつある.本年4月には健康保険適用となり,その拡がりは今後さらに加速するものと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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