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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻10号

1992年10月発行

文献概要

臨床研究

大腸早期癌症例の検討

著者: 王厳慶1 森脇誠司2 星野和義2 菅沢章2 木村修2 貝原信明2

所属機関: 1重慶医科大学付属第一医院普外科 2鳥取大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1359 - P.1363

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 はじめに
 近年,X線二重造影ならびに内視鏡診断技術の進歩につれて,大腸早期癌の発見率が年々増えている.早期癌のうち,m癌の治療に関しては異論は少ないが,sm癌では腸切除を行うべきか否かに迷わされることがあり,患者の年齢や社会的背景を考慮に入れて手術療法の選択がなされることも少なくない.今回われわれは,過去30年間に当教室で経験した大腸早期癌の臨床病理学的所見および治療成績を検討し,sm癌に対する外科治療の選択に関して若干の知見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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