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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻11号

1992年10月発行

特集 外科患者・薬物療法マニュアル

Ⅲ.術前・術後管理における薬物療法の実際

4.重症筋無力症手術

著者: 正岡昭1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部第2外科

ページ範囲:P.86 - P.87

文献概要

 重症筋無力症(MG)の治療法として,胸腺摘出術(胸摘)は第1選択の手段となった.MGには抗コリンエステラーゼ剤(抗コ剤),ステロイド,免疫抑制剤などの薬物が有効であることが知られ,これら薬物を適切に使用することにより,胸摘を安全に実施し,より有効性を高めることができる.またMG患者は,外科に紹介される前にこれら薬剤による治療を受けている場合が多く,そのような時に,手術の前後にどのように薬剤治療を行うかという点も重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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