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特集 外科患者・薬物療法マニュアル Ⅲ.術前・術後管理における薬物療法の実際
7.潰瘍性大腸炎手術
著者: 倉橋隆之1 馬塲正三1
所属機関: 1浜松医科大学第2外科
ページ範囲:P.94 - P.95
文献購入ページに移動 本邦における潰瘍性大腸炎の手術率は約15%で,このうち1/3が緊急手術であるが,緊急手術の死亡率は待期的手術に比しなお高率である.また,待期的手術症例においてもステロイドの大量投与を受けている症例は縫合不全などを起こしやすく,術式への配慮が必要となる.比較的全身状態が不良な症例が多いので,症状に適した薬物療法,栄養療法によって全身状態の管理を行い,安全な術式を選択すべきである.
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