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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻11号

1992年10月発行

特集 外科患者・薬物療法マニュアル

Ⅲ.術前・術後管理における薬物療法の実際

14.動脈血栓症手術

著者: 江里健輔1 吉村耕一1

所属機関: 1山口大学医学部第1外科

ページ範囲:P.108 - P.109

文献概要

 急性動脈閉塞症の手術
 急性動脈血栓症では,動脈硬化などの血管壁の異常のみならず,初期血栓により閉塞部の中枢・末梢側に血流うっ滞が加わり血栓は急速に進展する.血栓の進行に伴い,肢の虚血範囲は拡大する.血栓症は塞栓症と比較して手術による肢救済率が低く,かつhigh risk症例が多いため,初期治療における抗凝固療法,線溶療法の有無は,肢の予後(肢切断)のみならず生命予後にも重大な影響を及ぼす.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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