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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻11号

1992年10月発行

特集 外科患者・薬物療法マニュアル

Ⅴ.併存疾患をもつ外科患者の薬物療法

33.痛風

著者: 檜垣昇三1 高木道人2

所属機関: 1帝京大学医学部整形外科 2埼玉医大総合医療センター整形外科

ページ範囲:P.228 - P.230

文献概要

 母趾の中足趾関節(以下MPJ)の急激な腫脹,発赤,激烈な疼痛を主訴とする痛風発作は,救急外来を訪れることの多い疾患である.痛風発作は,高尿酸血症の存在下に尿酸ナトリウム結晶が関節に析出し,結晶性関節炎を起こしたと考えられている.痛風の病態像は急性痛風性関節炎のみならず,無症候性高尿酸血症,結節性痛風および尿酸結石と多岐にわたる.
 ここでは,救急処置の対象となる急性痛風性関節炎について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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