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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻11号

1992年10月発行

特集 外科患者・薬物療法マニュアル

Ⅵ.注意すべき状態の患者への薬物療法

7.小児-新生児腹膜炎

著者: 大沢義弘1 岩渕眞1

所属機関: 1新潟大学医学部小児外科

ページ範囲:P.252 - P.253

文献概要

 小児外科疾患を代表するものとして新生児外科疾患が挙げられ,当然,成人外科とは最も異なる点が多い.そのうち,多くの疾患は外科手術の優劣がその機能を含めた予後を決することが多く,薬物療法が大きなウェイトを占めることはそれほど多くはない.しかし,新生児外科疾患でも比較的予後不良な疾患においては,手術以上に術前,術後の管理が生命の予後を左右することは稀ではない.この観点より,本稿では最も救命の難しい疾患の1つである新生児腹膜炎を代表として取り上げ,治療成績の向上に寄与している薬物療法の要点につき述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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