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特集 外科患者・薬物療法マニュアル Ⅶ.検査,保存的処置と薬物療法
2.TAE
著者: 倉本憲明1 板井悠二1
所属機関: 1筑波大学臨床医学系放射線科
ページ範囲:P.273 - P.273
文献購入ページに移動 TAEにおける薬物療法の基本は,①合併症の予防・治療,②患者の苦痛の軽減である.TAEの手技や薬物療法は,その目的とする部位(頭蓋内,頭頸部,胸部,腹部,四肢など)や,対象疾患(腫瘍,血管奇形など)により幾分異なる.一般的に腫瘍塞栓術や止血目的での塞栓術で合併症が高くなるが,このような症例では全身状態が十分でなく,TAEのストレスによってホメオスターシスを保ちにくいことにある.
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