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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻11号

1992年10月発行

文献概要

特集 外科患者・薬物療法マニュアル Ⅶ.検査,保存的処置と薬物療法

2.TAE

著者: 倉本憲明1 板井悠二1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系放射線科

ページ範囲:P.273 - P.273

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 TAEにおける薬物療法の基本は,①合併症の予防・治療,②患者の苦痛の軽減である.TAEの手技や薬物療法は,その目的とする部位(頭蓋内,頭頸部,胸部,腹部,四肢など)や,対象疾患(腫瘍,血管奇形など)により幾分異なる.一般的に腫瘍塞栓術や止血目的での塞栓術で合併症が高くなるが,このような症例では全身状態が十分でなく,TAEのストレスによってホメオスターシスを保ちにくいことにある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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