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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻12号

1992年11月発行

手術手技

腹腔鏡下胆嚢摘出術において胆道損傷を避けるポイント

著者: 吉田和彦1 松田実1 河野修三1 三澤健之1 小林進1 桜井健司1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学第1外科

ページ範囲:P.1479 - P.1483

文献概要

 はじめに
 当科で1990年11月より1992年1月までに腹腔鏡下胆嚢摘出術(laparoscopic cholecys-tectomy:LC)を施行した初期315例において,4例(1.3%)の胆道損傷を経験した.これらの胆道損傷はLCに特有なもので,その原因を明らかにし,対策を立てれば避けられると考えられた.そこでこれらの4例を報告するとともに,LCの際の胆管損傷の機序,その予防法,さらに対処法に関して文献的報告を加え考察した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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