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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻12号

1992年11月発行

臨床報告

胸骨正中切開手術後に発生した胸骨骨髄炎の大胸筋弁充填術による1治験例

著者: 山下和城1 伊達洋至1 安藤陽夫1 清水信義1 寺本滋1

所属機関: 1岡山大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1509 - P.1512

文献概要

 はじめに
 胸骨正中切開手術にまれに発生する胸骨骨髄炎は非常に難治性の合併症である.われわれは広範囲浸潤型胸腺腫に対し,放射線療法を施行したのち,胸骨正中切開により腫瘍摘出術を施行した.手術後に胸骨骨髄炎を起こしたが,大胸筋弁充填術を施行し治癒させることができたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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