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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻13号

1992年12月発行

特集 今日の甲状腺癌診療

診断の実際—私はこうしている

著者: 隈寛二1 松塚文夫1 小林彰1 平井啓介1 横澤保1 村上康弘1 森川正道1 河合啓介1 森田新二1 玉井一2 宮内昭3

所属機関: 1隈病院 2九州大学医学部心療内科 3香川医科大学第2外科

ページ範囲:P.1545 - P.1549

文献概要

 甲状腺癌の診断は,穿刺吸引細胞診の導入により画期的に向上した.超音波機器の進歩も腫瘤の発見,その所見の向上に大きく貢献した.また,最近発達した超音波ガイド下の穿刺吸引細胞診は,微小病変の診断に威力を発揮している,この2つの併用で甲状腺癌の診断はひと昔前とは比較にならないほど正確になった,CTスキャン,MRI,種々の核医学検査は,癌の拡がり,局所浸潤をみるのに非常に有効であり,手術前に癌がどのような性質のもので,どこまで拡がっており,したがって,どのような治療方針で望めばよいかが正確に立てられるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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