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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻13号

1992年12月発行

文献概要

手術手技

重症虚血肢に対する動静脈瘻併設バイパス術

著者: 小野原俊博1 北村薫1 前川孝文1 松元輝夫1

所属機関: 1ハーネマン医科大学外科

ページ範囲:P.1631 - P.1633

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 はじめに
 重症下肢閉塞性動脈疾患に対するバイパス術は,現在最も有効な動脈血行再建法である.膝窩動脈以下における再建では,自家静脈の使用が望ましく,何らかの理由で人工血管を使用せざるを得ない場合の遠隔開存率は著しく低下する1).その対策としてわれわれは,未端吻合部に動静脈瘻(AVF)を付加して末梢血管抵抗の低下をはかることにより,グラフト開存率の向上を期待しうる知見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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