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カラーグラフ Practice of Endoscopy 大腸内視鏡シリーズ・Ⅶ
超音波内視鏡による大腸癌診断
著者: 小林清典1 勝又伴栄1 五十嵐正広1 大谷剛正2 三富弘之3 中英男3 木田光広4
所属機関: 1北里大学東病院消化器内科 2北里大学東病院外科 3北里大学東病院病理 4横浜市立市民病院内科
ページ範囲:P.285 - P.289
文献購入ページに移動超音波内視鏡(endoscopic ultrasonography:以下EUS)は,大腸癌を中心とした下部消化管疾患にも応用され,良好な診断成績をあげている1,2).EUSは管腔内より垂直方向での病変の描出が可能であり,病変の深部方向への広がりや,隣接臓器への浸潤の有無について判定が可能である.大腸癌においては,癌深達度診断や傍腸管リンパ節転移の判定に有用であり,術前検査として不可欠なものとなっている.今回は大腸癌に対するEUS診断を中心に述べる.
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