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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻4号

1992年04月発行

文献概要

カラーグラフ Practice of Endoscopy 大腸内視鏡シリーズ・Ⅷ

レーザー内視鏡—大腸癌狭窄

著者: 二ツ木浩一1 山本邦男1 内田信之1 岡村治明2

所属機関: 1埼玉県立がんセンター消化器科 2春日部市立病院外科

ページ範囲:P.423 - P.427

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 はじめに
 消化管癌のレーザー内視鏡治療は,わが国では早期癌に対する局所根治を主な目的として行われてきたが,欧米においては進行癌に対する姑息的治療を中心に行われている.
 上部および下部消化管の進行癌に対するレーザー内視鏡治療の目的は,まず第一に狭窄改善,ついで止血,そして腫瘍縮小である.大腸癌に対するレーザー内視鏡治療は,欧米においてはイレウス解除と止血を目的として非常に数多く行われているが,わが国で積極的に行っている施設は非常に稀である.われわれも20数例の経験しかないが,大腸癌の狭窄解除(イレウス解除)について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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