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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻4号

1992年04月発行

文献概要

特集 静脈・経腸栄養のトピックス

在宅中心静脈栄養法の実際

著者: 福島恒男1 杉田昭1 原田博文1 瀧本篤1

所属機関: 1横浜市立大学医学部第2外科

ページ範囲:P.489 - P.495

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 在宅中心静脈栄養法は,中心静脈法が必要で社会生活が可能な患者に対して,大きな進歩をもたらした.本邦では法的にも認可され,本法を施行できる施設は1,084に達しており,1990年末までに本法を受けた患者は702名である.カテーテルはreservoir付きの完全皮下埋め込み式のものが用いられ,合併症も比較的少なく,長期の使用に耐えるものが実用化されている.本法の施行にあたっては,患者自身が,消毒,製剤の混合調整,穿刺法などをよく理解していることが合併症を低下させるうえで重要である.欧米では在宅療法が広く行われ,本邦でも今後,増加が見込まれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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