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文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻4号

1992年04月発行

文献概要

臨床研究

超音波検査による充実型甲状腺腫瘤の診断

著者: 菊地洋一1 遠藤清次1 鬼満圭一1 鈴木真一1 土屋敦雄1 阿部力哉1

所属機関: 1福島県立医科大学第2外科

ページ範囲:P.519 - P.523

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 はじめに
 甲状腺腫瘤の診断には,触診のほか,軟X線撮影,CT,シンチグラム,穿刺吸引細胞診などが行われているが,超音波診断は無侵襲で最も簡単に行うことができる検査法である.しかし,超音波診断の甲状腺腫瘤に対する良・悪性鑑別の診断基準は,各施設によりさまざまで統一したものがなく,経験的,主観的なものに頼っているのが現状である.そこで,甲状腺充実性腫瘍の良・悪性の鑑別診断の向上を目的として甲状腺腫瘤の超音波診断基準を分析し,多変量解析を用いて診断基準の数量化を試みた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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