icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科47巻5号

1992年05月発行

特集 腫瘍マーカーの理論と実際

小児固形癌の腫瘍マーカー

著者: 石黒士雄1

所属機関: 1名古屋大学医学部付属分院外科

ページ範囲:P.605 - P.612

文献概要

 悪性腫瘍の治療に最も重要なことは早期発見であることは論を待たない.最近の生化学的な手法による多くの腫瘍マーカーの開発は,予後の改善に大きな役割を果たすことが期待される.特に,小児固形腫瘍は胎生期の組織を起源としているので,癌胎児性蛋白の最も良き標的である.小児固形腫瘍における代表的腫瘍マーカーの種類,測定値の読み方,臨床的意義を中心に,今後期待されるマーカーの予測など,筆者の経験を中心に概説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら